少し前までサブカル沼に足を入れておりました、アラフォーOL・メガネです。 そこで知った、飴屋法水さんという現代美術家、演出家、劇作家、アートパフォーマーさん(マルチすぎる)がいらっしゃるのですが、若いころから、その美しさと演出力がすさまじくてですね、一言で言うと「惚れてしまうやろ!」という感じです。というわけで、個人的に尊いポイントをランキングしていきます!
まず、美少年過ぎて尊い。
コシノミハルさんの野ばらという曲のPVに出ていらっしゃるのですが、ポーの一族や風と木の詩を彷彿させるような美少年。こんな美少年が存在してもいいのかと、動画をはじめてみたときにびっくりしました。 はー、尊い。
演出が神過ぎて尊い。
https://www.youtube.com/watch?v=o9mwxdCXMdc
飴屋法水さんは若かりし頃、東京グランギニョルという劇団を主宰しておりまして(この劇団に嶋田久作氏が所属していたことで知られます)、これぞアングラと呼ぶにふさわしい劇を数本公演して解散したという、一部界隈では伝説のような劇団さんです。 映像が残っていないといわれていたのですが、「イッキ爆発!! いま燃える若者達」という徳光和夫さんが司会の番組に、なんと出ていて、当時の録画がyoutubeにあがっており(上記動画)、その演出もさることながら、ラスト、お腹の中から出てくるエイリアン役がまーもー、素晴らしいです。映像残っていてうれしいです。はい。
文章がエモすぎて尊い
http://hanatsubaki.shiseidogroup.jp/love/486/
2017年に資生堂・花椿のコラムで、「飴屋法水×ドルックス オードルックス」というものが公開されました。 このコラムが、とてもよくできているんですよ!!! 椿の実を拾う。入院している母。母のパーマの話。自身が化粧をした日。ドルックス。母の匂い。口紅。誰のための化粧。生きているということ。 取り留めないようでいて、自然と「椿」や「化粧」「ドルックス」というポイントを着実に集めて、最後の一文まで読み終わると、見事な資生堂・花椿のドルックスという製品を紹介するコラムとして成立しているんです。見事としか言いようがない。
二物も三物も与えられた人ってこういう人なのかなぁと、感心してしまう、今はとても美中年・飴屋法水さんの紹介でした。 2016年シアターコクーン・オンレパートリー2016メトロポリスで銅像のハチ公役で登場したり、 2017年の茨城県北芸術祭内での、飴屋法水『何処からの手紙』の展示などで、また活躍されているのを知りましたが、2019年に入っても様々な活動を精力的になさっていて、いつか、拝見出来ればなぁと思う次第です。