メガネの備忘録

文豪の人間関係にときめいたり、男色文化を調べたり、古典の美少年を探したりまったりワーク。あくまで素人が備忘録で運用してるブログなので、独断と偏見に満ちており、読んだ人と解釈などが異なると責任持てませんので、転載はご遠慮ください

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

鬼夜叉君(のちの世阿弥)の成長がまぶしい『ワールドイズダンシング1巻』感想

稚児についての調査が小休止しているメガネです。さて、中世の文化に今ずぶずぶなんですが、そのきっかけを作ったのが「能」のあらすじを調べることでした。 で、「能」について調べるうちに、観阿弥・世阿弥に必ずたどり着くわけですしかも世阿弥は足利義満…

行儀見習いの稚児について

貴族などの上稚児、行儀見習いの中稚児、人さらいから寺に売られた下稚児のソースが見つからなくて悶々としていたんですが、上中下のソースはわからないまでも、行儀見習いの稚児以下が、僧侶の性的対象になって居たっぽい記述を『日本における男色の研究』 …

軍隊と男色がkindle化していた…

BL

どうも、メガネです。稚児の生活について調べているんですが、資料がそもそも和本の現代語訳から! とハードルが爆上がりです。なので、9月は資料収集期間にしようと思います。まとまるのは冬でしょうか。先が長いですが、自分なりのゴール見つけたいです。は…

稚児の眉毛

稚児は化粧をする事とされていた。そして、公家と侍(以下?)では眉の書き方が違っていた。蹇驢嘶餘より、眉の形を見てみる

稚児の身分

鎌倉時代に成立した古今著聞集によると、御室(仁和寺)に「寵童」「上童」と呼ばれる「兒(ちご)」がいた。 当時の寺内の階級は、公達−童形−房官ー修学者(学問僧)−侍で、「童形」つまり、稚児は公達に次ぐ地位にあった。 また、稚児の中にも階級があり、…

稚児関係調べています

こんにちは。メガネです。軽い気持ちで、稚児関係調べていたら、深みにはまりまして、とりあえず室町期に成立した「稚児物語の稚児」については一応まとまったんですが、その際、稚児の階級など資料を集めきれなかった部分が多くあり、原稿あげてから第二の…