メガネの備忘録

文豪の人間関係にときめいたり、男色文化を調べたり、古典の美少年を探したりまったりワーク。あくまで素人が備忘録で運用してるブログなので、独断と偏見に満ちており、読んだ人と解釈などが異なると責任持てませんので、転載はご遠慮ください

林月光(石原豪人) 月光仮面劇場・天狗劇場まとめページ

収集した林月光(石原豪人) 月光仮面劇場・天狗劇場のまとめページです

薔薇族目次 1981年1月~1981年12月(途中抜けあり)

薔薇族目次 1981年1月~1981年12月(途中抜けあり) この文字をクリックして、画像を見る 国立国会図書館蔵

文学フリマ東京38 ブースはくー11です。綿貫六助本と軍隊男色小説出します

こんにちは。メガネです。口唇ヘルペス放置していたら、どんどん体調不良になってようやく塗り薬を塗り始めました。軽い症状でも放置はよくないですね。さて、2024年5月19日(日)文学フリマ東京38のhttps://bunfree.net/event/tokyo38/ブースが決まりました…

林月光氏官能小説挿絵リスト(ヤフオクから)

ふと、ヤフオクで、林月光氏の名前調べたら、SM雑誌がたくさん出てきたので、雑誌名と記事名控えてたら結構な量になりました。 その供養です。しかして、SM雑誌の小説のタイトル、雅なものが多くて言葉遣いに感心します。 雑誌名 巻号 記事名 発行年 SM fan(…

薔薇族目次 1979年3月~1980年12月(途中抜けあり)

薔薇族目次 1979年3月~1980年12月(途中抜けあり) この文字をクリックして、画像を見る 国立国会図書館蔵

軍隊ソドミア小説文献書誌のようなもの①カストリ雑誌編

色々難航してますが、まとめられたら冊子にしたい。 「軍服の男娼たち」 真相実話 1949年5月号 1949 真相実話社 平野斗史「男色部隊」 怪奇雑誌 1951年10月号 1951 創文社 諸井紋多「二人の男に惚れられた男娼」 奇抜探求 1952年8月号 1952 不明 赤坂慧「兵…

軍隊ソドミア文献書誌をつくろうとして

">最近鬱気味で、やりたいことも見つからず、もやっとしていたんですが、(その過程で団鬼六『花と蛇』に手を出して大変なことになった)ふと、今持ってる、軍隊ソドミア小説資料を岩田準一氏の『男色文献書誌』よろしく、『軍隊ソドミア文献書誌』としてま…

2024年5月19日文学フリマ東京で、軍隊男色小説「炎と煙」シリーズを発行します

何がきっかけで調べ始めたのか、とんと忘れてしまったが1970年代の『薔薇族』を調べている中で、花田勇三という作家に出会った。 何せ読者からべた褒めされている。やややと思い、当該作品を国立国会図書館に複写で申し込んだ。タイトルは「素っ裸の鬼たち」…

3月になってしまった…

感想を書こうとしながら瞬く間に2月が去っていきました。寒い日々が続いていますが、皆さんお元気でしょうか。 さて、軍隊ソドミア小説おいしいとあっちこっちで騒いでいたら1980年代の薔薇族やさぶにも掲載があるし、アドンやサムソンにも載っていますよと…

怪奇雑誌目次

怪奇雑誌(1)『怪奇雑誌 1949年2月号』狒々親爺行状記 櫻井としこ殺人請負業者 的場利吉人間変造綺譚 木島江渓猩々の妻になった女 及川正三郎猟奇座談会 未亡人の性生活を探るものすごい女房 齊藤喜助恋愛就職戦術 秩父甚次郎暗がりの恋は甘く 南條哲夫妙…

最近のことなど

感想をたくさん書きたいと言いながら、思考もまとまらず、2月も半分を過ぎました。いかがお過ごしでしょうか。福島次郎氏の男色小説を探そうキャンペーンを意地になってやっています。見つからないとわかると、余計に探したくなるのなんででしょうね。さて、…

福島次郎「缶燗酒」詩と眞實2003年8月号 感想

福島次郎と云えば、少年愛のイメージが強いですが(バスタオル有名ですね)、私の中では淫月などに見られる老年愛のほうがグッと心に来ておりまして、平成の綿貫六助と勝手に呼んでいるくらい。で、ちまちま同人雑誌に福島次郎が書いた作品を集めているので…

ファイアバード見た日記

ブログを書こう書こうと思っていたら、1月末に突然コロナにかかり、臥せっておりました。手洗いマスクしていたんですが、消毒が足らなかったのかな…。 今は咳と戦っております。毎度なにかと戦っている気がする‥。 さて、教えていただいた軍隊もののゲイ映画…

2024年1月14日、文学フリマ京都におこしただきありがとうございました

こんにちは、メガネです。文学フリマ京都に初参戦。 知り合いがいない中、どうなるの私―! と思っていましたがフォロワーさんが遊びに来てくれたり、興味を持ってブースに遊びに来てくれた方がいたりとなかなか楽しいひと時を過ごしました。かかわってくださ…

季刊男色「近代男色小説選」

まえがき 2022年。近代男色文学、もしくは近代少年愛文学が好きな人間にとって画期的な文庫が出た年であった。中公文庫から刊行された『給仕の室-日本近代プレBL短篇選』によって、今まで読むことが困難だった男色小説(中公文庫の言葉を借りるなら近代プ…

林月光Badiのお仕事 

私が捕捉している林月光のお仕事で、『さぶ』の月光仮面劇場は1997年3月で連載が止まっている。代わりに、1997年9月~1998年2月にBadiの挿絵小説をされていました。たぶんこれが晩年のお仕事ではないかと思います。 Badi1997年12月号と1998年1月号の情報求め…

軍隊ソドミアレコード第二回 会員制雑誌アドニスの記録

軍隊ソドミアレコード第2回は、会員制雑誌『ADONIS』に掲載のあったものを紹介。なお、『ADONIS』はゲイ雑誌で、三島由紀夫や中井英夫などが変名で小説を投稿していたことで有名。私はあまり詳しくないので、ネットなどで調べてください。 会員制ゲイ雑誌に…

ゆく年くる年2023

こんにちは。メガネです。 11月から飼い猫が体調悪く、穏やかな年越しができなさそうでしたが、昨日になって体調が好転し、穏やかに過ごせそうになりました。思えば今年一年、仕事内容が変わる、上司が2度変わる、夏に業務負担が大幅に増え、まさかのダウン…

さぶ 月光仮面劇場1992年

さぶ掲載の月光仮面劇場1992年です。 探している分が見つからない…。 この文字をクリックして、画像を見る 国立国会図書館蔵

軍隊ソドミアレコード第1回 カストリ雑誌の記録

軍隊における男色(ここでは軍隊ソドミアと呼んでいるので、以下では軍ソドとする)が本当にあったかどうかはわからない。 ただ、軍隊生活の中にソドミアがあったという、記録だけが、終戦後、カストリ雑誌などにぽつりぽつりと見受けることができる。そのす…

2023年12月23日は「首」を見ました

今年は、ブロマンス、LGBT、男色映画が続々見れてうれしい限りです。「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」についても書きたいんですが、「首」の熱狂が冷めないうちに感想を。 movies.kadokawa.co.jp 映画感想サイトで酷評されている「首」。どんなにひどい…

ほめほめたたえよ

クリスマスシーズン。街のBGMに讃美歌が混ざり、プロテスタント系の学校に通っていた私の耳には言葉に変換され届く歌もある。そのうちの一つが、「ほめほめたたえよ」タイトルは忘れたのに、やたらと頭の中で「ほめほめたたえよ」と聞こえてくる。主イエスが…

文学フリマ京都で「綿貫六助作品集」を出します

師走に入り、ばたばたしていたら、腕の腱鞘炎が悪化し、しばらく通院することになりました。整形外科、時間がかかるから、「ふんどしニッポン」の本読み終えたよ…。 ふんどしニッポン 下着をめぐる魂の風俗史 (朝日新書) 作者:井上 章一 朝日新聞出版 Amazon…

シチリアサマ―見た感想

家の中がごたごたしていて、映画に行く機会がなく、蟻の王とゲ謎を見逃してるんですが、シチリアサマーは何とか観に行けたので、備忘録。 movies.shochiku.co.jp 映画は1982年に起きた実話をもとに作られたそうで、ネタバレ見てから云ったんですが、ネタバレ…

『奇抜探求』1952年8月(秘本探宮悦楽号)「二人の男に惚れられた男娼」

カストリ雑誌にソドミアはいねがーと、なまはげスタイルで生きております。メガネです。 『奇抜探求』1952年8月(秘本探宮悦楽号)を入手しまして 「二人の男に惚れられた男娼」という記事が面白かったので紹介をば。 ちなみにペデさん(BLで云う所の攻め…

季刊男色「近代男色文学選」通販始めました

告知です 文学フリマ東京37で発売した 季刊男色「近代男色文学選」の通販を開始しました todorokimegane.booth.pm 是非お求めください。 過去の季刊男色シリーズに関しまして、次回文学フリマ京都 bunfree.net に若干数持っていきます。気になる方は現地でお…

文学フリマ東京37ご参加ありがとうございました

文学フリマ東京37、ブースにお立ち寄りいただき、ありがとうございました。いろんなお話が聞けてとても楽しかったです。また、季刊男色をお求め頂き重ねてお礼申し上げます。 内輪で配るように作っていた冊子を販売してはどうですかと文学フリマで配布するよ…

近況、なぜか気になり始めた褌

8月ごろから仕事でアップアップして、まさかの2週間ドロップアウトからの復帰したら仕事がてんこ盛りかつ、ドロップアウト前に盛大にやらかしていた事が発覚し、あわただしい10月を過ごしていました。数日でハロウィンとか信じられないよ…。さて、ここ最近カ…

林喬一郎「外道の夜」読切ロマンス昭和27年8月号掲載でした!

叶誠人氏の「軍隊と男色」を読み返していて、「君の名は」ばりに戦火をかいくぐって再会するロマンス小説、林喬一郎氏の「外道の夜」という作品があるということで、なんとなくずっと探していたんですが、昨日偶然たまたま見つけました天啓かな、これ。奇譚…

11月11日、東京流通センター 文学フリマ東京37「 く-53 (第二展示場 Eホール)」、出店します

こんにちは。メガネです。さて、文学フリマ東京の参加も第37回で、3回目。慣れたか慣れていないかと言われると慣れてないですし、心臓ドキドキバクバクです。はい。今回も「季刊男色」シリーズの新刊で参戦します。 テーマは、「近代男色文学選」で、ツイッ…