メガネの備忘録

文豪の人間関係にときめいたり、男色文化を調べたり、古典の美少年を探したりまったりワーク。

季刊男色「稚児物語の稚児」

まえがき 男色に焦点を当て、日本文化の中の美少年を調べていると、たいていお寺の稚児に行き当たる。 幼いころは、寺には和尚と小僧さんしかいないイメージだったが(アニメ一休さんの印象が強いのだろう)、日本史を紐解けば、寺は独立した社会構造を持ち…

季刊男色「能」

まえがき 初めて能の物語が美しいと思ったのは、能「松虫」を引用した小説『夜の声 冥々たり/鷹守諌也/新書館ディアプラス文庫』を読んだ時だ。彼岸の青年に思いを寄せ、此岸を捨ててしまう青年の物語で、その物語の静かな美しさがとても魅力的な作品だった…

行儀見習いの稚児について

貴族などの上稚児、行儀見習いの中稚児、人さらいから寺に売られた下稚児のソースが見つからなくて悶々としていたんですが、上中下のソースはわからないまでも、行儀見習いの稚児以下が、僧侶の性的対象になって居たっぽい記述を『日本における男色の研究』 …

軍隊と男色がkindle化していた…

BL

どうも、メガネです。稚児の生活について調べているんですが、資料がそもそも和本の現代語訳から! とハードルが爆上がりです。なので、9月は資料収集期間にしようと思います。まとまるのは冬でしょうか。先が長いですが、自分なりのゴール見つけたいです。は…

稚児の眉毛

稚児は化粧をする事とされていた。そして、公家と侍(以下?)では眉の書き方が違っていた。蹇驢嘶餘より、眉の形を見てみる

稚児の身分

鎌倉時代に成立した古今著聞集によると、御室(仁和寺)に「寵童」「上童」と呼ばれる「兒(ちご)」がいた。 当時の寺内の階級は、公達−童形−房官ー修学者(学問僧)−侍で、「童形」つまり、稚児は公達に次ぐ地位にあった。 また、稚児の中にも階級があり、…

稚児関係調べています

こんにちは。メガネです。軽い気持ちで、稚児関係調べていたら、深みにはまりまして、とりあえず室町期に成立した「稚児物語の稚児」については一応まとまったんですが、その際、稚児の階級など資料を集めきれなかった部分が多くあり、原稿あげてから第二の…

夏目漱石・坊っちゃんは男色だった!? 石原豪人氏の読み込みが面白い「謎とき・坊っちゃん」を読む その1

お久しぶりですメガネです。ブログの更新があいてしまい、楽しみにしていた方がもしいらっしゃいましたら申し訳ありません。 さて、このブログではもはやおなじみ、林月光こと石原豪人先生が書いた夏目漱石の坊っちゃんは実はホモ小説だった! という本を読…

雑誌さぶ  1984年01月 林月光(石原豪人) 月光仮面劇場 紅顔涙あり

相撲ネタです この文字をクリックして、画像を見る 国立国会図書館蔵

萩尾望都に影響を与えた映画『寄宿舎~悲しみの天使』原作 特別な友情全訳を見つけました

暑中お見舞い申し上げます。メガネです。最近は『季刊 男色』「テーマ:能」や、春画の本を作ったりしてました。お申込みいただいた方には8月お届け予定です。きちんと作れているといいなぁ。さて、萩尾望都先生に影響を与えた映画『寄宿舎~悲しみの天使』…

雑誌さぶ  1983年10月 林月光(石原豪人) 月光仮面劇場 坊主狩り

坊主ネタでそう来るかと この文字をクリックして、画像を見る 国立国会図書館蔵

雑誌さぶ  1982年04月 林月光(石原豪人) 月光仮面劇場 赤線怪談

ロマンスグレーなおじさまスキの青年が、おじさまの過去話を聞いて興奮する話 この文字をクリックして、画像を見る 国立国会図書館蔵

室町時代の稚児物語を現代語訳されている方を見つけました!

稚児物語の古文は入手したのですが、なかなか解読まで行かず、翻刻が得意な方に依頼したりしていたんですが、本日、検索でこうせいさまのブログ「religionsloveの日記」をみつけまして!稚児物語御現代語訳たくさん載ってる―――! と歓喜しております。 神様あ…

雑誌さぶ  1980年02月 林月光(石原豪人) 月光仮面劇場 潮騒

映画見に行ったらすごい内容の映画だった話 この文字をクリックして、画像を見る 国立国会図書館蔵

雑誌さぶ  1980年01月 林月光(石原豪人) 月光仮面劇場 入社試験

社員試験におちる青年とその青年を支援する係長の話 この文字をクリックして、画像を見る 国立国会図書館蔵

雑誌さぶ  1982年03月 林月光(石原豪人) 月光仮面劇場 今昔男色寺

ネットで落ちていた画像を見て、ずっと探していました。今まで収集した月光仮面劇場と違い、小説部分がなく、林月光氏のイラストがドーンと楽しめるようになってます。若衆と僧侶からはじまって、最後は三島由紀夫でしょうか。いやー、観れてよかった この文…

2021年6月19日は、WEB若衆研、喜雨の夜会に参加しました

2021年6月19日は、WEB若衆研、喜雨の夜会に参加しました。個人で春画を収集、勉強していらっしゃる春画ールさんをゲストに、染谷教授と大竹先生の司会で進みました。男色大鑑は、「男色」とついていますが、当人同士の心の交流などが主に描かれているので、…

【お能に出てくる美少年を知るシリーズ第17回】「粉川寺」

こんにちは、メガネです。久しぶりのお能に出てくる美少年シリーズは、今は廃曲となっている「粉川寺」の紹介ですお寺の稚児、都人との一夜の契りと、男色能の側面もあります。 【あらすじ】 都人一行が熊野詣の途中、宿を求めて紀州の粉川寺に立ち寄ります…

雑誌さぶ  1983年02月 林月光(石原豪人) 月光仮面劇場 怪奇小説

美人局に引っかかり、イケおじさまの手中に。イケおじさまはなんと推理小説家。しかも趣味がホモネタ探し。主人公は格好の餌食に。やがて小説家が死に、主人公は画家として身を立てますが、描く絵はホモを題材としたもの。モデルたちを翻弄します。そして最…

雑誌さぶ  1981年11月 林月光(石原豪人) 月光仮面劇場 芋狂い

温泉巡りが趣味の大学生が、個人の温泉に入り、狩猟家につかまってあれやこれやのお話です。なんでタイトル芋狂いなんだろう… この文字をクリックして、画像を見る 国立国会図書館蔵

雑誌さぶ  1981年08月 林月光(石原豪人) 月光仮面劇場 出歯亀

銭湯で出歯亀というのぞき魔をしていたら、好みの男子に出会い、関係をもつも、3か月で破綻。数年後再会します この文字をクリックして、画像を見る 国立国会図書館蔵

今昔男色寺にたどり着いたー!

こんにちは、メガネです。雑誌さぶ掲載の林月光仮面劇場を特定して、国立国会図書館に複写をおねがいする日々が続いております。もう20個ぐらいあつまっているので、当初の想定よりかなりまめに連載されていたんですね。すごい。で、画像まとめサイトに載っ…

雑誌さぶ  1981年12月 林月光(石原豪人) 月光仮面劇場 栗々坊主

浴衣姿の少年に恋するお話 この文字をクリックして、画像を見る

雑誌さぶ  1986年02月 林月光(石原豪人) 月光天狗劇場 花と縄

企業合宿の先で、桜の木にくくられたり。桜と縄で、エロス満載ですね! この文字をクリックして、画像を見る

雑誌さぶ  1978年01月 林月光(石原豪人) 月光仮面劇場 鳴くな小鳩よ

助けた鳩つながりで、イケおじさまと恋に落ちる話 この文字をクリックして、画像を見る 国立国会図書館蔵

雑誌さぶ  1977年11月 林月光(石原豪人) 月光仮面劇場 漫画ツィスト

マンガの盗作疑惑、犯人はまさかの… この文字をクリックして、画像を見る 国立国会図書館蔵

雑誌さぶ  1977年02月 林月光(石原豪人) 月光仮面劇場にせもの同志

そっくりショーの俳優との交流のお話。若い子守るのに必死な保護者的おじさまが素敵 この文字をクリックして、画像を見る 国立国会図書館蔵

『口紅 美しき軍医の一生(1)/川端新/実業之日本社』の感想

『口紅 美しき軍医の一生/川端新/実業之日本社』の感想を。 口紅 美しき軍医の一生(1) (リュエルコミックス) 作者:川端 新 発売日: 2021/05/20 メディア: コミック 【あらすじ】モダンの風が吹く大正時代を舞台に描く、美しくも儚い軍人たちの物語。 時は大…

【お能に出てくる美少年を知るシリーズ第16回】「竹雪」

こんにちは、メガネです。今日ご紹介するのは、寒い冬、継母にいじめられ、薄着で外に出された少年月若が、着物で竹につもった雪を払わされるうち、凍死してしまいますが、実父母と姉の嘆きが深く、生き返ったというお話です。 【あらすじ】 越後国の住人直…

雑誌さぶ 1995年01月号 林月光(石原豪人) 月光仮面劇場 落書き

トイレの壁の落書きに欲情したりそれをのぞいている人がいたりすごい世界 この文字をクリックして、画像を見る