メガネの備忘録

文豪の人間関係にときめいたり、男色文化を調べたり、古典の美少年を探したりまったりワーク。あくまで素人が備忘録で運用してるブログなので、独断と偏見に満ちており、読んだ人と解釈などが異なると責任持てませんので、転載はご遠慮ください

「ウホっ‼ イワジュンの男色文献セレクション」第3回武者小路実篤の「丸上と或る少年」

『男色文献書誌』に武者小路実篤の名前が2件あり、「新しき家」という作品は、胸の病気にかかったかもしれない鬱々さを抱えた主人公にとびっきりの友情で接するSという友人がいるという話で、一読しただけだとどうして男色判定されたのか分からない。 BL…

2025年11月23日、文学フリマ東京41、ご来場ありがとうございました。

こんにちは、メガネです。文学フリマ東京41,ご来場いただきありがとうございました。体調不良を忘れるくらい、楽しかったです。さて、今回は、評論その他のコーナーにいたのですが、見本誌を見てくださった方が、ロシア紅茶考と季刊男色目当てに来てくだ…

軍ソドファンの皆様お待たせしました! 文学フリマ東京41に「軍隊ソドミアセレクション1」「軍隊ソドミアセレクション2」持参いたします! 

あまりの寒さに朝起きれなくなってますが、皆様は如何でしょうか。暖かい大布団最高ですよね…。 さて、過去3件、文学フリマ東京41(11月23日・日・東京ビックサイト)の新刊を紹介しました。 メガネ文庫は去る9月、文学フリマ大阪にも参加していてですね、そ…

文学フリマ東京41 新刊『浅春有情』の紹介

急に寒くなって服装難民のメガネです。くどいようですが、もーいくつねるとー文学フリマ東京41(11月23日 東京ビックサイト)です。新刊の三冊目は、会員制ゲイ雑誌「アドニス」の人気投稿作家泉啓介の戯曲作品です。 タイトルは『浅春有情』(せんしゅんう…

文学フリマ東京41 新刊『ロシア紅茶考-クラスノダール紅茶型録』の紹介

もういくつねると、文学フリマ東京41(11月23日・日・東京ビックサイト)。なぜか新刊を三種つくってしまったので、2冊目の紹介です。ブースで手に取る前に参考にしていただければ幸いです。 『ロシア紅茶考-クラスノダール紅茶型録』は名前の通り、紅茶の…

文学フリマ東京41 新刊『季刊男色「怪奇雑誌」の男色記事について』の紹介

もういくつ寝ると文学フリマ東京41(2025年11月23日、東京ビックサイト開催)。なかなかブース前で、本を手に取って読むのは勇気がいるという声をよく聞くので、なにかしら興味を持ってくださった方向けに、ブースを訪ねる前に内容に触れてもらい、参考にし…

「ウホっ‼ イワジュンの男色文献セレクション」第2回堤青柳斎の「消え行くもの」

大泉黒石が主宰した雑誌『象徴』に岩田準一も参加したためか、『男色文献書誌』に『象徴』掲載の小説がぽつぽつ見受けられる。 しかし、この『象徴』、現在散逸しており、1巻1号~2巻1号がすべてとするならば、それら全部を所蔵している図書館・文学館は…

「ウホっ‼ イワジュンの男色文献セレクション」の第1回綿貫六助「国境農村の二人」

記念すべき「ウホっ‼ イワジュンの男色文献セレクション」の第1回は、綿貫六助の「国境農村の二人」を紹介する。 突然だが、メガネ文庫は綿貫六助が好きだ。日露戦争従軍時の、軍内の男色話をぶちまけてしまうのも好きだし、除隊後、文士になり、田舎の素朴…

「ウホッ!! イワジュンの男色文献セレクション」はじまります(多分)

大正・昭和の男色小説を探すときのバイブルと言えば、岩田準一の『男色文献書誌』だが、この本に出合うまでの男色小説探究は、それはそれは大変だった。戦後の性風俗雑誌やゲイ雑誌などで、この小説が男色だ、という記載を見つけるも、作品名と著者しかわか…

文学フリマ大阪13 ご来場ありがとうございました

暑いんですが、何となく雲のかたちや虫の鳴き声に秋を感じる今日この頃です。2025年9月14日は文学フリマ大阪13でした。 出店の様子は 設営できました。く-59 軍隊ソドミア編むメガネ文庫でお待ちしてます pic.twitter.com/4CNFHHG582 — メガネ★文学フリマ大…

つれづれなるままに~ロシアンティーと文フリ大阪告知

残暑お見舞い申し上げます。あまりの暑さにやる気をいろいろなくして、だらだらしていましたが、ふいに民族学博物館ミュージアムショップのロシアンティー紹介ツイートを見て、 ロシア南部で唯一とれる本物のロシアンティーです。ご賞味あれ pic.twitter.com…

WEB版【季刊男色】「軍服の男娼たち」の広がりについて

軍隊ソドミア小説をカストリ雑誌の中に探していると、或ることに気が付く。それは、同じ筋の物語が違う書き手によって何度も描かれていることである。現在調査している中で、初出と思われる「軍服の男娼たち」の類似物語をいかに紹介していく ■軍服の男娼たち…

2025年8月8日は日出処の天子能狂言見てきました備忘録

年のせいか、1日に1つのことしかできないメガネです。 2025年8月8日は日出処の天子能狂言を見に東京に行きました。疲れたけど楽しかったー以下備忘録です あらすじmemo(前後している・抜けている・記憶違い可能性あり)・額田部女王のモノローグ(?)・毛…

2025年7月20日は狂言「文荷・八尾」を見にバビューンと福岡に行ってきました

暑中お見舞い申し上げます、メガネです。2025年7月20日は狂言「文荷・八尾」を見にバビューンと福岡に行ってきました。弾丸過ぎて体がしんどかったです。年だな…。 さて、文荷と八尾は堂本正樹氏の『男色演劇史』で男色を扱っている狂言であると認定された演…

【軍隊ソドミアセレクション】体験談―水兵生活と褌 試し読み

noteに投稿したのと同じ内容です 先日Xくんで、もっと軍ソドが読みたいというポストを見て、胸が熱くなったメガネです。グンソド面白いですよね。さて、今日紹介するのは、水兵生活のお話です。M検描写とかあります。 体験談―水兵生活と褌私は褌愛好者の一人…

【軍隊ソドミアセレクション】赤褌斬り込み隊 試し読み

noteに投稿したのと同じ内容になります こんにちは、メガネです。軍隊ソドミアセレクション2にとりかかっています。なぜか2のテーマが褌くくりになりそう。芦立鋭吉氏が(変名があと2つある)グンソド作品を多く残していて、今回はそのうちの一つ、赤褌斬り…

【メガネ文庫軍隊ソドミアセレクション】悲哀の人 試し読み

noteに掲載したのと同じ内容になります 軍隊ソドミア小説を読み返していたら、だんだん止まらなくなってきて、文学フリマ大阪で「軍隊ソドミアセレクション」を2冊出すかもしれないメガネです。さて今日は、セレクション1に収録予定の、「悲哀の人」の試し読…

【メガネ文庫軍隊ソドミア選】―歪められた青春の告白―大阪陸軍幼年学校 試し読み

noteに載せたものと同じ内容になります こんにちは、メガネです。今日の試し読みは、陸軍幼年学校の話です。此の話、とても気になる所で終わるんですが、次回以降が投稿されていないという。なぜ…。 ―歪められた青春の告白―大阪陸軍幼年学校 敗戦後八年僕は…

【メガネ文庫軍隊ソドミア選】慕情 試し読み

こんにちは、メガネです。軍隊ソドミア選を作品ごとに文庫で出そうと思っていたのですが、まとめて出してほしいという意見が多かったので、5作ほどまとめて、「メガネ文庫軍隊ソドミアセレクション」としてまとめるべく奮闘中です。さて、収録作のひとつに「…

【メガネ文庫軍隊ソドミア選】陸軍中尉時代の回想 試し読み

こんにちは、メガネです。9月の文学フリマ大阪で出す予定の、【メガネ文庫軍隊ソドミア選】「陸軍中尉時代の回想」より、本文を一部紹介します。主人公の中尉が気に入った部下の兵士を連れて、視察に行ったときに、どさくさに紛れて(?)あれやこれやする話…

万博に行ってきた

こんにちは、メガネです。思い立ったが吉日、万博に遊びに行ってきました。平日に行ったので、満員電車に揺られながら新大阪に到着、なんと新大阪から桜島直通の電車が走っていて、しかもすわれたのでらくちん。桜島からはバスを予約して、西ゲートへ。ゲー…

文学フリマ東京40お疲れ様でした&通販始めました

こんにちは。メガネです。ゴールデンウィーク明けにがっつり仕事で半ばグロッキーになりながら、ノープランで、文フリ前日入りという名の東京に上陸し、而して元気なく、新宿ピカデリーで「クィア」の映画を見て、オカマルトさんでお茶するという、たまには…

文学フリマ東京40新刊「青い綴字・青い遠景」について

もういくつ寝ると、文学フリマ。ペーパーをつくる作業などに追われております。さて、文学フリマ東京40の新刊「青い綴字・青い遠景」についてです。 作者の泉啓介氏は、会員制ゲイ雑誌ADONISの投稿作家で、ADONIS誌上でも人気が高く、二度の読者投票で二冠を…

文学フリマ東京40 スペースはS-42 メガネ文庫です

こんにちは、メガネです。文学フリマ東京40のブース番号が確定しています。今回は、評論その他 でS-42にいます。 なぜBLブースでないのか? というと、季刊男色という調べ物本やBL以前の男色本などのジャンルを見失いはじめ、季刊男色を出すなら、評論その他…

室町時代の稚児物語の現代語訳が出たので、季刊男色「稚児物語の稚児」からあらすじ載せときます

現代語訳 中世稚児物語集 (平凡社ライブラリー987) 平凡社 Amazon なんと! 出てほしいと騒いでいた、中世稚児物語集 の現代語訳が刊行されました! めでたい! 室町時代の稚児ものほとんど網羅しています。すごい本が世に出たな…。どんなお話なのー、と思わ…

旬刊写真報知の橘さゆめ挿絵作品について

旬刊写真報知に橘小夢が挿絵を描いているという記事を見て jyunku.hatenablog.com 旬刊写真報知を所蔵している三康図書館にリファレンスをかけたら 「旬刊写真報知」第3巻4号 濡燕浮世の白狼(著者名:神田伯山)「旬刊写真報知」第3巻5号 濡燕浮世の白狼(…

象徴第一巻第二號「青い花」堤青柳斎を読んだ

【あらすじ】 道を歩いていた「わたし」は昼過ぎに茂みの中の浅流の近くで、美しい女に出会う。女に誘われるまま、水の中に足を浸したわたしに、女が「草双紙」を見せ、「およみなさいますか」と問う。草双紙は、「白縫物語」で、読んだことのあるわたしは女…

近況

昨日までは笑顔だった佐保姫が今日に限ってつんと澄ましたような肌寒い日ですが皆様お元気でお過ごしでしょうか。仕事でおぼえることがありすぎて、毎日燃え尽きてしまい、本を開いても文字を追うことができない日々が続いています。で、文字が読めなければ…

ジャン・ジュネ「愛の詩」、ジョージ・クッチャー「ペーゲン・ラプソディ」など最近見た映像について

BL

仕事でアップアップしていて、趣味のことに手を付けられていませんが、皆様いかがお過ごしでしょうか。扇町キューブで開催されていた「ジャパン・アヴァンギャルド展」を見に行き、(花輪和一氏の盲人書簡 上海編のポスターが見れて眼福)にわかに天井桟敷が…

今のところわかってる軍ソド

南十字星 ADONIS 5・6号 1953 ADONIS会 夢紅ひかる煉獄 ADONIS 5・6号 1953 ADONIS会 かびやかずひこ煉獄 ADONIS 7号 1953 ADONIS会 かびやかずひこ潮流 メモワール(ADONIS別冊) 1号 195…