メガネの備忘録

文豪の人間関係にときめいたり、男色文化を調べたり、古典の美少年を探したりまったりワーク。あくまで素人が備忘録で運用してるブログなので、独断と偏見に満ちており、読んだ人と解釈などが異なると責任持てませんので、転載はご遠慮ください

薔薇族1976年04月号木村べん「アイドルを狙え」がちょっと斜め上だった話

大暑もすぎ、暑さでばてておりますが、皆様は夏に負けずに元気でいらっしゃいますでしょうか。
メガネさんは懲りずに国立国会図書館複写アタックをしているのですが
その中で木村べん氏の漫画を見つけたので一つご紹介。

 

薔薇族に木村べん氏の漫画が掲載されているらしいことを
mixiの木村べん氏のコミュニティで知り、
いろんなサイトで薔薇族の目次探して、
「アイドルを狙え」「光の中を翔べ」「熱よ去れ君は熱すぎる①②」まで突き止めました。
ちなみに、「告白」というタイトルのものもあるらしいですが、
探せていないので、どうにかして見つけたいです。はい。

で、1976年04月号木村べん「アイドルを狙え」。
岩田純は高校生。バスケットボールの選手で男子からも女子からも大人気。
学園のプリンスと呼ばれ、岩田純の純潔を守る会ができる始末。
週に何度か従兄に英語を習いに行っています。


先輩の大山のことが好きで、
海であんなことやそんなことをしますが、
純潔を守る会の策略により、
二人は離れ離れに。
実は、二人を引き離したのは、純のことが好きな
従弟だったのです…!(まだ少年)

語り手(従弟)が誰か最後になってわかる、
という筋書きで、「アイドルを狙」っていたのは、そうか、君か…
となりました。
びっくりだよ。

なお、この作品の載った薔薇族国立国会図書館
所蔵されてます。はい。