メガネの備忘録

文豪の人間関係にときめいたり、男色文化を調べたり、古典の美少年を探したりまったりワーク。あくまで素人が備忘録で運用してるブログなので、独断と偏見に満ちており、読んだ人と解釈などが異なると責任持てませんので、転載はご遠慮ください

綿貫六助の軍旗祭の不祥事について調べていて

こんにちは、メガネです。
久し振りにマウス腱鞘炎を発症して、右手首がいたいです…。

さて、綿貫六助について地味に調べているんですが、中でも気にかかっているのが除隊の理由にもなった「軍旗祭の不祥事」。
六助、、、いったい何をしたの…?

いろいろ見ていたんですが、確たることがわからず、うーん? と唸っていたところ、

『風雷』という同人誌に田嶋一郎という方が、綿貫六助についてのメモという連載をされていて、その(六)に記載がありました。

彼が士官候補生時、泥酔し森川少佐を馬にして少佐の臀を打って、他の見習士官たちからつかみ出された、ということもあった。
また神聖な検閲場で、 師団長をやりこめるということもあった。連隊旗手の時、老連隊長と契りを結び、連隊長が美少年從卒を可愛がり、彼を袖にしたことから嫉妬、ピストルで連隊長を射殺しようとした。あるいは、軍旗祭で連隊長とロ論、連隊長をなぐりつけた。 
このような数々の行為や同性愛も原因となったのであろう。綿貫は大正三年、陸軍によって誠首されたのである。
彼が在隊していた仙台歩兵第二十九連隊は、大正十四年、会津若松に移駐した。そして昭和十七年十月、カダルカナル島で、アメリカ軍の攻撃により全滅的打撃を受けた。綿貫は、そのことを知っていたのだろうか。

(『風雷』119号 104ページ)

 

なんで連隊長と口論したんだ…。とさらに謎が深まったので、もうちょっと調べてみようと思います。

謎が多いなぁ。